手動トラリピ

NZドル/米ドル 25万円チャレンジ

どうも、Sスタです。

手動トラリピをマネーパートナーズのFXnanoで実践中です。

2021年6月25日から新しく1通貨運用を開始しました。
NZドル/米ドルです。

NZドル/米ドルとは頭にNZドルがきて、後ろに米ドルがきているので
NZドル円÷米ドル円で計算できます。
2021年6月25日現在のレートを参考にすると、78.30÷110.79=0.7067くらいです。

通貨の特徴

ニュージーランドドルは資源国通貨の位置づけになります。お隣のオーストラリアは鉱物やエネルギーが中心なのに対して、ニュージーランドは農産物が中心となります。オーストラリアと地理的に経済・政治での結びつきが強いことから、ニュージーランドドルはオーストラリアドルと連動して動く傾向が高いです。

ニュージーランドの主な輸出先はオーストラリアですが、中国向けの輸出も約15%を占めることから、中国の景気動向にも左右されやすいです。

通貨データ(2000年~)

最高値 最安値
NZD/JPY 97.75 (2007年7月) 41.97 (2000年10月)
NZD/USD 0.8841 (2011年8月) 0.3900 (2000年10月)
AUD/NZD 1.3791 (2011年3月) 0.99912 (2020年3月)

出所:上田ハーローFX

通貨データをざっくり参考にすると、最高値は1を上回ることがなく、最安値はドルとニュージーランドの力関係で半分以下のレートまで突き進んでしまう傾向がありそうです。

なぜ手動トラリピ?

本家トラリピの方が注文が簡単なのに、なぜ手動でやるのか?
マネパのFXnanoなら、100通貨単位で注文でき、スプレッドが2.0pips(通常時)と狭いからです。スプレッドが狭いと、利確のポイントに届きやすいため収益のチャンスが増えます。手動でセットする手間はありますが、1度セットしてしまえば、ほぼほったらかしで運転出来ます。セットするのも1日で到達する範囲ではないので、空いたときに注文していけば大丈夫です。

注文予定

通貨ペア 方向 注文範囲 注文間隔 利幅
NZドル/米ドル 0.681~0.810 30pips 40pips

連続予約注文では、現在のレートより不利な方向には注文を入れることが出来ないため、
随時、連続予約注文を追加していきます。

上記の注文範囲に30pips(0.03)間隔で注文を入れた場合
注文本数 44本になります。

まずは、証拠金20万円の場合です。

 

 

 

 

 

 

新たに手動トラリピを注文する際でも、試したい設定がある場合にはマネースクエアさんが提供する『トラリピ®運用試算表』を活用するのが便利です。
口座を開設すると使用できる機能です。チャートや試算表でも他社の方が優れているものが場合があれば上手く活用しましょう。

証拠金20万円の場合、すべて成立時の評価損はー94,340円、ロスカットは0.84835になります。2000年以降の最高値0.8841を下回るので少し不安だと思いますので、

次に25万円の場合です。

すべて成立時の評価損はー94,340円(本数をかえていないので変わりません)、ロスカットは0.88122になります。最高値0.8841を若干下回りますが、ストレートで到達する可能性は低いので、25万円以上の証拠金があると更に安心です。

連続予約注文の注意点

マネパの連続予約注文の注文照会には少し難点があります。
注文明細など、CSVなどで出力出来れば便利なのですが、そういった機能がありませんので、注文照会で確認したり、強制終了できるのですが、詳細を開かないと何の注文を出しているのか分かりませんので、グループIDと注文内容はExcelなどに管理表として控えておきましょう。

例えば、グループID 652 は0.708で売り、0.704で買い 注文数は300通貨の場合、

0.708 0.704 300

などと、注文件数が続きますので、Excelかノートにでも控えておきましょう。

注文件数が増えてくると、管理が面倒なことになります。始めたばかりの頃、それを知らなくて苦労しました。

ロスカットレートなどの情報も、同じく管理表にメモをとっておくことで適正な証拠金が分かるので、リスク管理にもつながります。

まとめ

本家トラリピも便利な機能がそろっていて魅力的ですが、1000通貨単位のため、狭い注文間隔にすると、まとまった資金が必要です。25万円でも始められる手動トラリピをご紹介しました。スプレッドも狭いので利確するチャンスが増え、有利に働きます。
今回、300通貨で紹介しましたが、100通貨ごとに約8.3万円の証拠金で数量を調整することも可能です。本家トラリピをやる前にFXnanoで少額で実践シミュレーション用としてもよいでしょう。