こんにちは、Sスタです。
これまでトラリピについてあまり取り上げたことがなかったので、私の運用方法や運用益について公開していこうと思います。
自動売買といったら、トラリピ
FXの自動売買といったら、寝ている間も取引が出来て、利益を確定したり損失を出すのだから余裕資金もない状態で始めるのは怖いというイメージがありました。
よく調べたら、自動売買は「プログラム型」と「リピート型」があってトラリピは後者にあてはまります。
マネースクエアさんのトラリピの仕組みは特許を取得しているので、やっぱり有名だし、利便性に優れてます。他社もリピート型で似たような自動売買が出来るものがあるのですが、特許の関係でやっぱり一長一短があります。初心者でも比較的簡単に始められるのはマネースクエアさんのトラリピです。
最低注文単位が1,000通貨単位で裁量トレードのFX会社と比較すると、スプレッドが広いのと、スワップの条件があまりよくないのがデメリットですが、それを補うように、注文範囲と本数、利幅を設定すれば、細かい注文が数回のクリックで完了してしまう快適さのメリットがあります。自動売買はこの便利なシステムを使うための手数料だと思えば、割り切ることが出来るでしょう。
始めたものの、一旦は撤退した
私も2020年の8月に資金30万円をドル/円の1通貨でスタートしました。
結構、最初のハードルが数十万円って勇気が入りますよね。株高で下がったら、また買いたいと思った銘柄がどんどんと手が届ない株価に上がっていくので。高値掴みは得意なので、同じ失敗はしたくないと思って待ってましたが、全然チャンスがこない。
個別株をやるには本当は少ない金額だと思いますが、引き上げてトラリピ口座に30万入金したのが始めです。

ホント、始めたころはレートの値動きをドキドキしながら見てましたよ。
しかし、1通貨30万円だけだと、トラップをかける値幅も広くせざる得ないので当然のことながら、約定は週に数回くらいしかありません。約定が少ないと裁量トレードと全く違い、ちょっと物足りなさを感じてしまいマネパの手動トラリピを開始しました。
両方の口座で実際にリアルな資金を入れて、トレードして分かったのですが、お互いにメリットとデメリットがあるので、良いところ取りをして併用していこうと思いました。
トラリピの運用は2021年2月から再開し、現在90万円の元本で運用中です。
手動トラリピ(連続予約注文)とトラリピの比較
手動トラリピ(FX nano) | トラリピ | |
運用会社 | マネーパートナーズ | マネースクエア |
取引通貨ペア | 18通貨 | 15通貨 |
売買通貨単位 | 100通貨単位~ | 1,000通貨単位~ |
連続注文 | 最大20回まで | 制限なし |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
スプレッド ※1 | 米ドル/円 0.3銭 ユーロ/円 0.4銭 豪ドル/円 0.5銭 カナダドル/円 2.4銭 豪ドル/NZドル 6.0pips NZドル/米ドル 2.0pips |
米ドル/円 3~4銭 ユーロ/円 3~5銭 豪ドル/円 3~5銭 カナダドル/円 3~5銭 豪ドル/NZドル 3~4pips NZドル/米ドル 2~4pips |
スワップポイント | △ | △ |
注文のしやすさ | △ | ◎ |
設定の自由度 | ◎ | 〇 |
うっかり注文し忘れ | 有り | 無し |
※1 トラリピは取引概要に公表がないので、独自に調べた実績値です。(2021年6月18日現在)
連続予約注文の注文のしやすさは△にしましたが、慣れれば〇です。
20回まで同じ注文が出来るので、30銭とか40銭間隔で注文していれば、同じところを20回はなかなか到達しません。ただし、うっかり同じ注文を入れてしまったり、20回目のことを忘れて注文を入れ忘れると機会損失になる点は注意です。
米ドル/円やユーロ/円、豪ドル/円などのメジャーなどの通貨は裁量トレードの延長で出来る手動トラリピ(FXnano)の方が断然スプレッドが狭いのですが、マイナーな通貨ペアほど大差ありません。むしろ豪ドル/NZドルはトラリピの方が有利です。
便利な上に、スプレッドも有利なら使わないという選択肢はありませんよね!?
注文内容公開

カナダドル/円の買いがレンジアウトしてしまったときに、代わりにユーロ/円の売りをトラリピでもやってみようと思ったのですが、1,000通貨単位だと証拠金もたくさんいるので
試しに約1.7円間隔で10本入れましたが、一度の利確がありません。やっぱり利幅は広すぎても、効率が悪いですね。あともう少しで約定しそうってところで戻ってしまったりということが何度かありました。
NZD/ USDは今はレンジアウトしてしまいましたが、5月から始めて約1か月半で6,700円くらいの利益確定がありました。今はドルの方が強いのでちょうど波に乗れた感じです。
トラリピで今一押しのAUD/NZDは買いと売りの両方を注文しています。狭いレンジの中で動いている間は効率よく利益を稼いでくれますが、今後いつまで続くかは予想が付きません。投資資金がまだ少ないため、ストップロスを入れて損失を限定的にしています。
今後、ストップロスの値を変更するかは未定です。
リピート系売買では、レンジの間を何往復もしてくれた方が利益が出ますので、新興国通貨のようにスワップは高いけど、中長期的には右肩下がりのトレンドでは元のレートに戻らない可能性が高いので、トラリピには向かないという感想です。将来的には新興国の台頭もないこともありませんが、個人的希望だけで取引するのは危険です。10年に一度くらいのペースで大災害や世界を揺るがす事態が起きているので、少なくともリーマンショック級を最悪の事態を想定して設定するのがベターです。
これまでの運用成績
利益確定 | |
2021年2月 | 4,073 |
2021年3月 | 7,557 |
2021年4月 | 3,980 |
2021年5月 | 8,610 |
コンスタントにAUD/NZDが利益確定してます。始めた当初はポジションを抱えないと利益を得るための種がないので含み損も抱えますが、レンジ内を何往復かすると徐々にプラス収支になります。今初めて5か月ですが、やっと評価損-確定損益=プラスになったくらいです。
せま得キャンぺーンについて
マネースクエアさんのトラリピでは、2021年7月1日からせま得キャンペーンが始まるそうです。


対象通貨は豪ドル/NZドル、カナダドル/円の2通貨で、対象期間は2021年7月1日~10月31日の4か月間です。

優遇スワップは上記の通り、売と買のスワップが同額になります。
利益値幅が20pipsということは、それに合わせて20pipsごとぐらいにトラップを仕掛けて置かないと本来は取れたであろう利益を失うので、私は今の設定を変更をしてまでキャンペーンには参加する予定はありません。
通常のスワップになるので、豪ドル/NZドルは両方ともマイナススワップとなり、利益はその分減ってしまうのですが、スプレッドが5pipsだとすると、20pips取るために25pip動く必要があります。約20%は手数料を払っていることになります。
もし、40pipsごとに利確なら、45pipsの変動が必要なため約11%が手数料になります。
これくらいなら妥当かなと思うので。
6月26日以降、特設ページも開設されるようなので、バックテストなどの資料が出たら参考にしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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