投資

3つの坂

結婚式のスピーチで定番である「人生の3つの袋」ですが、
その変形版として「人生の三つの坂」も有名です。

投資においても、3つの坂があると自分に言い聞かせています。

三つの坂とはどんな坂?
1.上り坂とは?
2.下り坂とは?
3.まさか(ま坂)

上り坂

つまり万事が好調で、何をやってもうまくいく時です。
これは何となく、『今調子がいいなぁ。』って分かります。

下り坂

不調に陥って思い通りにならない時もあります。
何をやってもうまく行かず、いわゆる‘逆境’の心境になる時期です。

まさか

そして、一番厄介なのはこれは、いつ起こるか予測ができません。
世の中や人生には、仕事も人間関係も健康も予想や想像もつかない事態は必ず起こります。

リーマンショックや東日本大震災、コロナショックなどは、いつ起こるか、またどこまで急変するのか予測が出来ないですが、リスクに備えることは可能です。

健康なら、健康診断を定期的に受けたり、もしものけがや入院に備えて生命保険に入ったり、まさかが来る前には予兆があることもあります。

過去の失敗を糧にする

FXにおいても、まさかは必ず来るものだと思って、投資金額をコントロールして(レバレッジを調整)臨むことが、成功の近道だと思っています。

私も成功してないので、そうだと思って日々励んでます。

リーマンショックの時には、一夜にして持っていたポジションがロスカットされたことも経験してきました。
大きめな急落がくると、どんどんと資産が減って、上がってくれとか、さずがにもう底だろうと希望的な感情になってきます。そこがFXはギャンブルだとか、怖くて手を出したくないというイメージを持つ理由だと思います。

裁量トレードはサブ的なスタンスで

裁量トレードを全力でやると、時間や労力がかかり、為替が気になって仕事が手につかなくてつまらないミスをしたりします。専業トレーダーでさえも日々絶え間ない努力をして、身を削りながら利益を稼ごうとしています。

なので、もう裁量トレードに神経を使うのはやめ、サブ的な位置付けで中長期売買するスタンスに変更しました。
40歳すぎると、夜更かしすると体力的にもしんどいし、少額だとたいして儲からない(損することもある)ので、労力の割に合わないのです。

終身雇用が崩壊し、働き方改革で残業代が以前より出なくなった、貯金だけではお金が増えない時代、副業のひとつのツールとしてトラリピや手動トラリピは有効な手段です。
トラリピや手動トラリピは、裁量トレードとは違い、感情的・主観的なことを一切排除し、条件になったら何の感情も入れずに取引システムが売り買いを繰り返していく取引です。

NISAや個別株など、いろいろな投資がありますがどれをとっても、多かれ少なかれリスクは付き物。FXでは、日本円と相関性が少ない通貨ペアで、損益の偏りも調整することも可能です。

投資を始める際には、まさかを想定しておくことは大事です。